約一か月の、東京初個展が終了した。
なんでそんなに東京、東京というかというと
あたし、毎回、いろんな人に個展のお知らせをするたびに言われていたのだ。
東京でやらないんですか。
東京だったら、行くのに。
その言葉を言われるたびに
どんどん気持ちはひねくれていった。
そんな、十年。
〇〇〇
今になったら、わかる。
そういって
今まで展示に来てくれなかった人は
その時東京でやっても、来てくれなかったと思う。
あたしの、力が足りなかったのだ。
人に、興味をもってもらうだけの、力。
〇〇〇
今回
あたしは、東京での個展の場所を探していたわけではなかった。
縁があって
この、代田橋CHUBBYという場で、個展をさせていただけることになって
そこが、ただ、東京だった。それだけ。
東京初個展。
そんなことば、いらないけれど
言いたかったのは
上に書いたような、ひねくれた気持ちがあったから。
東京なら行くよ、って言ってた人たちがくるのかな、って思ってたから。
あたしはひねくれものだった。
日々
すぎるにつれて
どんどんいろんな気持ちを感じるようになった。
途中から
そこが東京かどうかなんて
どうでもよくなっていた。
自分の実力不足をいろんなことを人のせいにしていた気がする。
はっきりと未熟さを目の当たりにすることができたし
それでも
まだ
未熟な自分でも
たくさんの人が応援してくれたり、楽しみにしてくれていることを知った。
茨城で展示しているときは気付かないけれど
友達達や、今まで出会った方々に、どれだけ支えられているかを知った。
忙しい合間をぬって
いろんな方々が見に来てくれた。
はじめましての方が
お店の中で気持ちを重ねてくれた。
〇〇〇
CHUBBYは
あたしがもっていた、東京、のイメージと
とてもかけ離れていた。
いつでもゆったりと
豊かな時間が流れていた。
そういう場所があるということを知れたこと。
いろんな人に知らせることができたこと。
あたしにとって
今回の展示で一番大切だったことかもしれない。
この絵は
19日のイベントの後
さらに色がかさなったように思えます。
大切な絵。
たくさんの人が感想描いてくれた。
色見本は見るたびに涙が出る。
これが全部埋まるよう、展示をつづけていけたらな。
お世話になったスタッフさん。
初日に似顔絵描かせていただいて、話をさせていただいた。
日を重ねるほどに
彼女たちの魅力を感じた一か月。
彼女たちは
定休日以外は、全員、ほぼ毎日、働いてて。
そのことが、どんなにすごいことか。
それでも
いつも、笑顔でいらっしゃい、とむかえてくれる。
あの場所がいつも穏やかで、あたたかいのは
彼女たちの努力のたまものだと思います。
友達達が
スタッフさんがやさしかった、とか
話をいろいろしてくれて、うれしかった、とか
そういうのを伝えてくれたのも、とてもうれしかった。
場というのは
やっぱり人がつくっていて
そのことを、感じること、気付くこと。大切なことだなと思う。
カフェはそのうち
必要なくなるよ。
そんなこと、全然思っていないくせに
オーナーの高木さんは言う。
誰よりも、場を大切にして
誰よりも、その場をつくること、愛することを、
本気でやってきた人がそう、言う。
それは何を意味するか。
あたしは この一か月であたしなりに感じた。
おだやかな日常を守ること。
あたたかさをいつでも提供すること。
時に非日常を
スパイスとして、取り入れること。
それが今この時代の中でどんなに大切で
どんなに大変なことか。
〇〇〇
昨日
搬出をして
この一か月、幕をとじた。
でも
はじまり、である。
課題は山積み。
あたしのこれからは
まだはじまったばかり。
ただにこにこ描いているだけでは終われない。
じたばたと
悪あがきしようじゃないか。
チャビーは
もう、しっかりと違う顔をみせている。
今は
あたしがチャビーに出会うきっかけになった
近藤康平さんの個展がはじまった。
一足先に
見させていただいてきた。
彼の作品は鏡のよう。
ひねくれものの、あたしだけれど
個展を終えて
彼の作品に投影した自分は
前よりもちょっとだけ、素直に思えて、うれしかった。
カウンターのむこうの絵が
あまりにもやさしくて
カウンターの向こうで料理してる二人がその絵をうれしそうにしてて
なんだかいろんな気持ちがとけていった。
また
遊びに行こうと思います。
〇〇〇
帰ってきて
感想ノートみてたら
最後にスタッフから、感想が追加されていた。
やられた!
また泣いた。
さて
進むよ。
なんでそんなに東京、東京というかというと
あたし、毎回、いろんな人に個展のお知らせをするたびに言われていたのだ。
東京でやらないんですか。
東京だったら、行くのに。
その言葉を言われるたびに
どんどん気持ちはひねくれていった。
そんな、十年。
〇〇〇
今になったら、わかる。
そういって
今まで展示に来てくれなかった人は
その時東京でやっても、来てくれなかったと思う。
あたしの、力が足りなかったのだ。
人に、興味をもってもらうだけの、力。
〇〇〇
今回
あたしは、東京での個展の場所を探していたわけではなかった。
縁があって
この、代田橋CHUBBYという場で、個展をさせていただけることになって
そこが、ただ、東京だった。それだけ。
東京初個展。
そんなことば、いらないけれど
言いたかったのは
上に書いたような、ひねくれた気持ちがあったから。
東京なら行くよ、って言ってた人たちがくるのかな、って思ってたから。
あたしはひねくれものだった。
日々
すぎるにつれて
どんどんいろんな気持ちを感じるようになった。
途中から
そこが東京かどうかなんて
どうでもよくなっていた。
自分の実力不足をいろんなことを人のせいにしていた気がする。
はっきりと未熟さを目の当たりにすることができたし
それでも
まだ
未熟な自分でも
たくさんの人が応援してくれたり、楽しみにしてくれていることを知った。
茨城で展示しているときは気付かないけれど
友達達や、今まで出会った方々に、どれだけ支えられているかを知った。
忙しい合間をぬって
いろんな方々が見に来てくれた。
はじめましての方が
お店の中で気持ちを重ねてくれた。
〇〇〇
CHUBBYは
あたしがもっていた、東京、のイメージと
とてもかけ離れていた。
いつでもゆったりと
豊かな時間が流れていた。
そういう場所があるということを知れたこと。
いろんな人に知らせることができたこと。
あたしにとって
今回の展示で一番大切だったことかもしれない。
この絵は
19日のイベントの後
さらに色がかさなったように思えます。
大切な絵。
たくさんの人が感想描いてくれた。
色見本は見るたびに涙が出る。
これが全部埋まるよう、展示をつづけていけたらな。
お世話になったスタッフさん。
初日に似顔絵描かせていただいて、話をさせていただいた。
日を重ねるほどに
彼女たちの魅力を感じた一か月。
彼女たちは
定休日以外は、全員、ほぼ毎日、働いてて。
そのことが、どんなにすごいことか。
それでも
いつも、笑顔でいらっしゃい、とむかえてくれる。
あの場所がいつも穏やかで、あたたかいのは
彼女たちの努力のたまものだと思います。
友達達が
スタッフさんがやさしかった、とか
話をいろいろしてくれて、うれしかった、とか
そういうのを伝えてくれたのも、とてもうれしかった。
場というのは
やっぱり人がつくっていて
そのことを、感じること、気付くこと。大切なことだなと思う。
カフェはそのうち
必要なくなるよ。
そんなこと、全然思っていないくせに
オーナーの高木さんは言う。
誰よりも、場を大切にして
誰よりも、その場をつくること、愛することを、
本気でやってきた人がそう、言う。
それは何を意味するか。
あたしは この一か月であたしなりに感じた。
おだやかな日常を守ること。
あたたかさをいつでも提供すること。
時に非日常を
スパイスとして、取り入れること。
それが今この時代の中でどんなに大切で
どんなに大変なことか。
〇〇〇
昨日
搬出をして
この一か月、幕をとじた。
でも
はじまり、である。
課題は山積み。
あたしのこれからは
まだはじまったばかり。
ただにこにこ描いているだけでは終われない。
じたばたと
悪あがきしようじゃないか。
チャビーは
もう、しっかりと違う顔をみせている。
今は
あたしがチャビーに出会うきっかけになった
近藤康平さんの個展がはじまった。
一足先に
見させていただいてきた。
彼の作品は鏡のよう。
ひねくれものの、あたしだけれど
個展を終えて
彼の作品に投影した自分は
前よりもちょっとだけ、素直に思えて、うれしかった。
カウンターのむこうの絵が
あまりにもやさしくて
カウンターの向こうで料理してる二人がその絵をうれしそうにしてて
なんだかいろんな気持ちがとけていった。
また
遊びに行こうと思います。
〇〇〇
帰ってきて
感想ノートみてたら
最後にスタッフから、感想が追加されていた。
やられた!
また泣いた。
さて
進むよ。
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