2014.11.06 Thursday 11:48

搬出

約一か月の、東京初個展が終了した。

なんでそんなに東京、東京というかというと
あたし、毎回、いろんな人に個展のお知らせをするたびに言われていたのだ。

東京でやらないんですか。
東京だったら、行くのに。

その言葉を言われるたびに
どんどん気持ちはひねくれていった。
そんな、十年。

〇〇〇

今になったら、わかる。

そういって
今まで展示に来てくれなかった人は
その時東京でやっても、来てくれなかったと思う。

あたしの、力が足りなかったのだ。
人に、興味をもってもらうだけの、力。

〇〇〇

今回
あたしは、東京での個展の場所を探していたわけではなかった。
縁があって
この、代田橋CHUBBYという場で、個展をさせていただけることになって
そこが、ただ、東京だった。それだけ。

東京初個展。
そんなことば、いらないけれど
言いたかったのは
上に書いたような、ひねくれた気持ちがあったから。
東京なら行くよ、って言ってた人たちがくるのかな、って思ってたから。
あたしはひねくれものだった。


日々
すぎるにつれて

どんどんいろんな気持ちを感じるようになった。
途中から
そこが東京かどうかなんて
どうでもよくなっていた。

自分の実力不足をいろんなことを人のせいにしていた気がする。
はっきりと未熟さを目の当たりにすることができたし
それでも
まだ
未熟な自分でも
たくさんの人が応援してくれたり、楽しみにしてくれていることを知った。

茨城で展示しているときは気付かないけれど
友達達や、今まで出会った方々に、どれだけ支えられているかを知った。

忙しい合間をぬって
いろんな方々が見に来てくれた。

はじめましての方が
お店の中で気持ちを重ねてくれた。

〇〇〇

CHUBBYは
あたしがもっていた、東京、のイメージと
とてもかけ離れていた。

いつでもゆったりと
豊かな時間が流れていた。
そういう場所があるということを知れたこと。
いろんな人に知らせることができたこと。

あたしにとって
今回の展示で一番大切だったことかもしれない。





この絵は
19日のイベントの後
さらに色がかさなったように思えます。

大切な絵。



たくさんの人が感想描いてくれた。
色見本は見るたびに涙が出る。
これが全部埋まるよう、展示をつづけていけたらな。



お世話になったスタッフさん。
初日に似顔絵描かせていただいて、話をさせていただいた。
日を重ねるほどに
彼女たちの魅力を感じた一か月。

彼女たちは
定休日以外は、全員、ほぼ毎日、働いてて。
そのことが、どんなにすごいことか。

それでも
いつも、笑顔でいらっしゃい、とむかえてくれる。
あの場所がいつも穏やかで、あたたかいのは
彼女たちの努力のたまものだと思います。

友達達が
スタッフさんがやさしかった、とか
話をいろいろしてくれて、うれしかった、とか

そういうのを伝えてくれたのも、とてもうれしかった。

場というのは
やっぱり人がつくっていて
そのことを、感じること、気付くこと。大切なことだなと思う。



カフェはそのうち
必要なくなるよ。

そんなこと、全然思っていないくせに
オーナーの高木さんは言う。
誰よりも、場を大切にして
誰よりも、その場をつくること、愛することを、
本気でやってきた人がそう、言う。

それは何を意味するか。
あたしは この一か月であたしなりに感じた。

おだやかな日常を守ること。
あたたかさをいつでも提供すること。
時に非日常を
スパイスとして、取り入れること。


それが今この時代の中でどんなに大切で
どんなに大変なことか。

〇〇〇

昨日
搬出をして
この一か月、幕をとじた。

でも
はじまり、である。

課題は山積み。


あたしのこれからは
まだはじまったばかり。
ただにこにこ描いているだけでは終われない。

じたばたと
悪あがきしようじゃないか。



チャビーは

もう、しっかりと違う顔をみせている。
今は
あたしがチャビーに出会うきっかけになった
近藤康平さんの個展がはじまった。

一足先に
見させていただいてきた。
彼の作品は鏡のよう。

ひねくれものの、あたしだけれど

個展を終えて
彼の作品に投影した自分は
前よりもちょっとだけ、素直に思えて、うれしかった。

カウンターのむこうの絵が
あまりにもやさしくて
カウンターの向こうで料理してる二人がその絵をうれしそうにしてて
なんだかいろんな気持ちがとけていった。

また
遊びに行こうと思います。

〇〇〇

帰ってきて
感想ノートみてたら

最後にスタッフから、感想が追加されていた。

やられた!

また泣いた。

さて

進むよ。


 

2014.11.02 Sunday 03:26

だれかがどこかでいきているんだ

あと二日。

今回の個展を経て

今、の、一枚。

だれかが どこかで いきているんだよな。



うん。

うん。

そうだよ。


〇〇〇

遠くの街に
想いをはせて
次の展示も、もうすぐはじまります。

2014.10.29 Wednesday 02:32

あと少しだなあ。

早いなあ、一か月。
もうすぐ終わってしまう。
どうにか、見てほしい、と思っていたんだけど

火曜定休、って
知らないで行ってしまったというお知らせをいくつかいただきました。
本当にごめんなさい!!
もっとでっかく書いておけばよかったよ。

あたし自身が
今、曜日の感覚がなくて

友達が今日いくね〜って言ってくれたのに
そのとき全然気づけなかった・・・申し訳ない〜〜涙

でも
足を運んでもらうのはとてもうれしかったです
いやいや、そんなのんきな・・・
みなさんの貴重な時間をもうしわけなかったっす・・・反省。

てなわけで

今後の予定

あたしは31日と、1日と、3日に出没します。

31日はオープンから20時くらいまで。(もし都合会わない方いたら、連絡ください)

1日は、以下のように、貸切営業があるらしいので、17時から20時くらいまで。
◯11月1日(土)
13:00〜16:00貸切
通常営業
17:00以降

そして最終日の3日は
オープンからいられるだけいます・・・
次の日また、あれか。あの、一人首都高か・・・!
が、がんばろう。

〇〇〇

バイトがなくなったので
最近はもっぱら部屋で作業してます。

早くリズムをつくりたい。
仕事が絵で趣味が絵なので
ほっといたらずっと描いてます。
正直よくないのもわかっておりまする。

運動しないと、運動!!

 

2014.10.24 Friday 22:11

週末の予定

個展ですが
明日25日は、12時から15時まで在廊予定です。


26日の日曜日は
あたしは在廊予定ではないのですが
貸し切り営業があるらしく、通常営業は17時以降ということなのでお気をつけくださいませ。

詳しくは
こちら
をごらんください。 
残りわずかとなってきました。
見ていただけたらとてもうれしいです。

 

2014.10.24 Friday 00:31

本日のできごと

先ほどチャビーから帰ってきました。

あたし
素直に絵を描けるようになった、そのきっかけの一人が
この前、イベントにお呼びした、足田メロウさん。

そして
もう一人が
スパン子さん。

あたしは
あたしのままで、描いていていいんだ
と思わせてくれた人。
スパン子さんは、あたしがはじめてライブペイントをさせていただいた方。
たくさんの、絵を描かせていただいている方。


いろいろお話をできて
こころが、すとんと、腑に落ちた。

絵は
見てもらうと、変わるってあたしは思ってる。

いろんな人の想いが重なると、変わる、と思っている。

絵をみて
いろいろ話してもらえて、とても、とてもうれしかったです。
また一枚
絵を描きたくなりました。うれしかったなあ。

〇〇〇

今回の作品
どれもこれも、想い入れがあるけれど

人物以外をこんなに描いたのも、初めてかも。

その中でも
カウンターの向こうにある
車から、街をみている絵は
自分の中でも、とても、大好きな絵で。

その絵を
今日は、二人に好きだ、と言っていただいて
気に入ってくれていた方がいたよ、とも報告うけて
なんだか泣きそうになりました。

しっかりと
孤独と
あたたかさを
両方描ける絵描きになりたい。

〇〇〇

一枚
最後まで飾るか悩んでいた絵があって
その絵を
スタッフさんが気に入ってくれているときかせてもらえて
それもとてもうれしかったなあ。

かっちり描いた絵ではないけれど
気持ちが一番でている表情な気がして。

〇〇〇

先日
遠方から駆けつけてくれた
まだ二回しか出会ってないけれど
とてもとても大好きで笑顔が素敵な方が
絵を予約してくださったと聞きました。

なんだか
そういう一つ一つに
身が引き締まる、想いです。

〇〇〇

展示
約半分が過ぎました。

この場所で
この展示は
やっぱり、今しかできるものではないから

また今度じゃなくて
できるだけ、見てほしい。
それは、正直な気持ちだよ。

それでも
今回こられない方がいるのも
わかってるから

どんどんいいものを描いていけるよう
日々精進せねば。だな。

次は25日
夜は水戸、ビートバーンにいくので
12時から15時くらいまで、ですが(まにあうのかなー)

もしお時間あう人いましたら
是非。

あと
感想ノート
色見本
どちらもとてもうれしいです。
ありがとう。です。

 

2014.10.21 Tuesday 05:50

その時、

































DAREKAGA
DOKOKADE
IKITEIRU


撮影 鈴木美紅


あの場にいた
すべての方々
そして

今も
心の中に
生き続ける
人たちの、声を

忘れずに
描き続けたい

”流れの中にある声なき声を”


出演
oonoyuuki
ゆーきゃん
原田茶飯事

オープニングアクト
齋藤有意
小堀拓人
natunatuna

ライブペイント
足田メロウ
natunatuna

写真
田中一人

記録撮影
鈴木美紅

会場・FOOD
代田橋チャビー

サポート
Rocket Dash Records

ご来場
本当にありがとうございました。

 

2014.10.19 Sunday 09:50

真剣勝負

本日開催。

オープニングでも
クロージングでもない、真中の、日曜日に
イベントをします。

それは
この展示を通して出会った人にイベントにきてほしかったから。

それは
このイベントをきっかけに
またこのお店に来てほしかったから。

イベントは
終わりでなくて
はじまりだ、
でも
まだはじめまして、の、今回

あたしがチャビーを、まず、知らなければ。という、時間でした。

〇〇〇

あれは
去年。
某でっかいイベントにて
難しい頭になってしまった私。

人は
たくさんいる。
素敵なお店も
たくさんいる。

でも
なんだか真剣勝負じゃないみたい。
そんなことが頭ん中をぐるぐるまわった。

もっと
コーヒー一杯を挟んでの
真剣勝負がみたい。


場が違えば
求めるものも、違う。
そうわかっていても
なんだかその時は納得いかなくて
あの人、この人、いろんな人に話をしてみて
自分の無知とか、いろんなことを感じた時期でした。

そんな時
その話を
馬鹿にせずに聴いてくれたのが
チャビーの高木さんだった。

〇〇〇

今回チャビーの展示を行って
まず驚くのが

来てくれた友達たちが

スタッフさんのことと
ご飯のことを話すこと。

あたしのいないときにも
あたしのことを話してくれること。

あたしがいなかったときのお客さんのこと
あたしに話してくれること。

さりげない中に
たくさん真剣勝負が混じってた。

帰りににこにこ、手を振って見送ってくれるその暖かさの中に
真剣勝負が混じっていた。

〇〇〇

さあこの場で
イベントをする。

正直
ずっと緊張している。

その日の営業を休んでいただいて
場をお借りするのだ。
その分
新しい種を、大切にまかないと、だよ。

とにかくしっかりと
こころはどこにある
こころは、ここにある。

こころと一緒にチャビーまで。
いってきます。







 

2014.10.19 Sunday 00:20

いよいよいよいよ

いよいよ。だ。



全く違う日々を過ごすそれぞれが
同じ場所に、集まって

それは
演者だけではなくて
お客さんや
チャビーのみなさんや。

真中に音楽があって
絵があって
写真があって
チャビーの
おいしいご飯があって
ドリンクがあって

人が、いて。


〇〇〇

場所は
そこにいても
こころがそこにいるとは、限らないけれど。

こころが
どこにあるのか
感じられるような、日に、なればいいなあ。

ああ
今、
ここにいるなあと
ここにあるなあと
いろんな人が
感じられる、夜になったらいいなあ。

大切に、したいです。


〇〇〇

もう
多分、チャビーついたら
あたしはあたふたするのが目に見えるから

みんなよろしくたのむだよ。

なにより
段取りというものが苦手なので

顔、真っ青になってたらすんません・・・

もしくは
振り子がふりきって、ハイテンションすぎてもごめんなさい。


あした
お待ちしてますね

あたしのガラケ―、パソコンのメールみれねんですわ。

今からは、メールじゃなくて
この記事へ、コメントでくださいませ。
もし予約になってなかったら、その旨お伝えくださいませ。
よろしくお願いいたします。










 

2014.10.17 Friday 23:59

素直になりたくなったんだ

まだ
展示、半分あるけれど

あたし
この、数日間で
自分が足りないところ
たくさん、感じたよ。

それと

自分が
いつの間にか
いろんなことを頭で考えすぎていたのも、感じた。
つまんないやつだなあ、って思ったよ。

いろんなことを
ほいっと、捨てて

素直になりたいな、と思った。


周りの
人たちの
やさしさが


とたんに入ってくるようになった。

なんだかんだ
必死すぎて
なにも見えていなかったんだと思う。


それでも

きっと
いつか通らなければ、いけなかったんだと、思う。



ごめんね
ありがと
ごめんね
ありがと

ずっと
繰り返しながら

やっと

広い広いところに
たどり着いた気がするよ。


よっしゃ

やるぞー。

19日
お待ちしています。



DAREKAGA
DOKOKADE
IKITEIRU

 

2014.10.16 Thursday 10:56

sketch

この人は
すごく影響力がある人だ
なんて人に
特に興味はなくて

一言で
何万人もの心を動かせることばなんて、別にいらない

それよりも

そっと
話してくれる
一人一人の
見えない、宇宙。

そちらに
とっても興味があるんすよね

そういうのを
あたしは
ひとつ
またひとつ見せてもらって
絵を描いているんだと思います。

〇〇〇

今回
ちょっとあたしも
オープニングアクトで出演します。
あとはライブペイント。

オープニングアクトは
水戸の
齋藤有意ちゃんと
小堀拓人くんを招いて
一緒に
自分のイメージを形にするお手伝いをしてもらいます。


あたしにとって
絵も
音楽も
作り方は
そんなに変わらなくって、即興。

忙しく描けない時期
sketch
という言葉で
日々思ったことを
とりためたりしていていました。
大抵が運転しながらとりためたもの。

今も、変わらず、続けています。


うたって恥ずかしくないのと言われるけれど
特に恥ずかしい気持ちはなくて

それは、ショーをするなら、恥ずかしいけれど

自分のことばを
そのまま
伝えることは
絵に似ています。

お金を取るもんじゃないかもしれませんが

あたしは
自分の気持ちを届けることや
人の気持ちを形にすることが職業だと思ってるので
ちょっとの時間ですので
お付き合いくださいね

ゆいちゃんには
少しあたしのsketchをうたってもらうのと
ゆいちゃんの歌を歌ってもらおうと思っています。
ぼりこーには、リズムを作ってもらいます。


今から三人で打ち合わせです。
本当に、素敵な人たちなんだ。
ありがとう。


水戸まで。




 

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