鶴のドラムのどんくんの、ソロプロジェクト
DON'S FACTORYの2nd シングル、ジュテームのPVをつくらせていただきました。
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この夏は忙しかった。
とてもありがたいことだけど。
あっちにいったりこっちにいったり
部屋の中にこもったり。
でも一つも、手を抜けないことばかりだった。
その中の一つの仕事が、このPV。
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鶴にであったのは
多分2004年とか、2005年とか。
水戸の路上で
宴や夜市というイベントがあって
それが昼からやることになって、あたしも参加させていただくことになって。
K5のコウタカさんに声をかけていただいて
いろいろやってみよう、ということになって
タイラダイスケのDJワークショップを提案して・・・
水戸の泉町の歩道、で、似顔絵を描いたり、音楽を流したり。
そんな時、出会った、タイラの路上DJワークショップに参加していた女の子二人が、(マリとコズエ、略してコズマリ)
『鶴って言う、最高のバンドがいるんですー!アフロ!ライブみてほしいー!!』
っていっていたのが、すべての始まり。
そこからいろいろな人と出会った気がします。
初めてみた鶴のライブはとっても最高で
今では考えられないくらいお客は少なかったけれど、ほんっとうに、かっこ良くて
ちょうどタイラのイベントのブッキングがひと枠あったので
タイラに急いで連絡して、鶴に声かけて。
うん、その時多分あたし、26歳。11年前。
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鶴はどんどんでっかくなって
あたしも日々の活動の中、ライブをみにいけることも少なくなったけれど
それでも鶴の活躍をきいたりすると、やっぱりうれしくて
その中で
連絡は突然やってきた。
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鶴のドラムのどんですー。
どんくんから、なんの連絡だろう。
友達に似顔絵でもプレゼントするのかな?
それくらいの気持ちでその連絡を受けたんだけど。
なんと
どんくんのソロプロジェクトのPVを依頼してくれたのだ。
たくさんの出会いがあるだろうに
こんなうれしい仕事、声をかけてくれたこと
こうして、10年ぶりくらいに
再会のように一緒になにかをつくれること
本当にうれしかったです。
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とはいえ、PV。
まずあたしは、経験が足りなすぎる。
てなわけで
打ち合わせでイメージをすりあわせることからはじまりました。
もう曲がかなり切なくて
詩もメロディーも、勝手に映像が浮かんでくるような。
いろいろどんくんと話しながら
どこで撮影したらいいかわからないので
スタジオで試行錯誤すること2回。
忙しい中、どんくんが自ら
イメージを伝えてくれて、具体的な動画のストーリーも一緒に考えてくれました。
製作 natunatunaとかいてくれているものの
あれは、完全に、合作だと思います。
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バンドのときは
ニコニコと、穏やかなドラムのどんくん。
しかし
DON'S FACTORYのどんくんは
なんだかとっても、頼りがいのある、プロデューサーという感じ。
この10年くらい
音楽と一緒に歩いてきた人の説得力がありました。
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いよいよ、発売です。
先駆けて、配信用のアルバムのジャケットもかかせていただきました。
どうぞ、よろしくお願い致します。
http://donsfactory.com