2016.08.21 Sunday 01:37

真夜中のオリンピック

仕事をしながらオリンピックをみている。

昔はあまり興味がなかったけれど

今、見ていていろんなことを感じる。

 

いや、興味がなかったというか、スポーツみるのが、なんだか後ろめたかったのだ。

 

 

あたしは学生時代、ずっと長距離走を専門にしていた。

情けないかな、本当に何度も何度も倒れて

ゴールできないことも、たくさんあった。

 

脱水症状、熱中症、低体温、過呼吸

いろんな理由で倒れた。

 

最後まで走りきってこそ、なのだ。

あたしは

自分の身体の声を、心の声を、きくことができなかった。

 

身体、心が追いつかないペースで追い込んで、倒れることで

実力不足から逃げようとしていた。

 

周りには

そこまで追い込めることができて、すごい、と言われたりした。

違う。

あたしは、逃げていた。

周りに弱いと思われるのも、

自分で弱さに気づくのも怖かった。

 

そのことを、自分で気づいてしまってから

本当にしんどかった。

 

長距離走の醍醐味、難しさは

自分と向き合うことなんじゃないかなと思う。

 

それがどんなに大きなレースだとしても。

やっぱり駆け引きこそ、あるだろうとしても

基本的に、長距離は、自分自身との戦いだと思う。

 

あたしは二度ほど、マラソンを走ったことがある。

一度は完走したけれど

もう一度はぶっ倒れた。

 

もう、二度とやりたくない、と思った。

あのときの心の中の葛藤を思い出すと怖くて仕方ない。

 

でも

久しぶりにオリンピックをみて

福士さんが、泣き笑いでインタビューを受けてるのをみて

うんうん、と思った。気づいたらめっちゃ泣いてた。

あたしも、今までの自分の弱さ、全部、受け止めて、乗り越えたいなと思った。

あたしは、彼女がとてもかっこいいと思った。

 

自分のことばで、はなせることも、彼女の魅力だと思った。

彼女が自分の言葉ではなせるのは

彼女が自分の走りに、自分自身で責任持っているからだと思うんだ。

 

色んな選手がいていい。

 

それぞれの戦いから

色んな刺激をもらっている。

 

 

 


2016.08.21 Sunday 00:15

森のなか

今年はソイヤの10周年

おおっぴらには言っていないだろうけれど

ソイヤのアニキは、今まででてくれたミュージシャンに、また出演してほしいなあ、と思っているみたい。

タイミングが合うことも合わないこともあるけれど。

 

ソイヤでは、出演してくれたミュージシャンを、いつもそっと応援している。

あちこちのライブに顔を出すことは、お店があるから難しいけれど

カウンターで話しをしていると、アニキとも、アネキとも、よく、今まででてくれたミュージシャンの話になる。

その話を本人が聞いているわけではないのに

本当に親しみをこめて話をしていて。

 

だからきっと、出演してくれた方々も、ただいまって気持ちでいてくれるのかもしれない。

またソイヤに行きたいなって、そういう声を良く聞く。

 

新しい出会いはとても嬉しいし、素晴らしい。

でも再会ってものは、やっぱりいいものだ。特別だ。

 

○○○

 

森ゆにに久しぶりにライブしてほしいなあ、とアニキがぶつぶつ言ってるの、何度か聞いた。

(なんでか、ゆにちゃんは、森ゆに、というのがしっくりきてしまって、敬称略。失礼します。)

 

今まではロケットダッシュのイベントで何度もソイヤに来ていたから

実はソイヤ主催のワンマンははじめて。

 

実はソイヤのピアノを一番はじめに弾いたのは、森ゆに。(のはずだった)

実際はその日対バンだったおおのくんが突然弾き始めて、あとで笑い話になった。

 

ソイヤでは、森ゆにのCDがよくかかってる。

ソイヤの店内の音楽で5本の指に入るくらい、ソイヤにぴったりだと思うんだよな。

特にソイヤの庭が、木や植物でいっぱいになって

前よりさらにぴったりになったと感じている。

 

いつかソイヤでワンマンで森ゆにのフライヤーをつくるのが

私にとって、ちょっとした夢だった。

ゆにちゃんの絵描きたくて、勝手に描いて郵送で送りつけたくらい。

 

だから、9月には森ゆにのライブ、フライヤーよろしく、って言われる前から

勝手にいろいろ考えていた。

 

毎回、自分の中にテーマはある。

画風でも、技法でも。

何となく、

ひとつひとつ大切につむぐ、っていうのを、形にするようなフライヤーにしたかった。

彼女のうたは、いつも取り戻させてくれるから。

 

で、切り絵。

 

 

下書きはこんな感じ。

私の切り絵は下書きは大体の目安。

 

カッターは、刃が30度のものを使っています。

下書きと重ねて確認しながら切っていく。

8割くらいまでいったら、下書きをとって、

あとは白と黒のバランスで切り進めるから、下書きが一緒でも同じものはできない。

 

実は今回も二つつくりました。フライヤーにしたのは一つめのものを採用。

ソイヤにどちらもおいてあるので見てほしいな。

ちなみにこちらは二つめ。

 

 

 

切り絵は影がきれいなのだ。

 

一つめの方が、自分の中でしっくり来たので、

こちらをフライヤーにした。

タイトルは、アニキとあーだこーだいいながら考えた。

 

切り絵の部分をきりとって、ハガキとして使ってもらいたいたいので

文字情報は左側にした。

ピアノのイメージも伝わるように。

 

 

今はネットで宣伝が主流だし

紙の節約、と言われてしまったら、返す言葉がない。

お金の節約にもなるしね。

 

実際フライヤーがたくさんあまっていたり、捨てられたりする光景を良く目にする。

 

でも

わたしは、こういうひとつひとつは、心を豊かにするんじゃないか、と思っている。

宣伝、というより、やっぱり招待状なんだ。

 

あれ、と気に留めて、手に取って、

森ゆにの音楽に出会うきっかけになればどんなに嬉しいことか。

その人の人生が豊かになるんじゃないかな、と思う。

彼女、本当に素敵な人なんです。

 

情報をどれだけ温度をもたせて、届けられるか。

わたしにとっても、改めて考えるきっかけになっている。

 

 

色は10種類あるので、ぴんときたものをもらってください。

何枚かもらっていただいてもかまわないですが、

そのときは、誰かにお便りでもだしていただければ幸いです。

 

○○○

 

こころが難しくなったときも

聴いているとするするとほどけてく。

 

ふと空を見上げて

深呼吸するような気持ちになる。

 

 

彼女のうた、ピアノ

いつだって、とてもやさしい。

そして聴いたあと、すうっと、背筋がのびるんだ。

 

○○○

 

森のなか

 

2016.9.25(sun)

出演 森ゆに

会場 kitchen Soya

つくば市東光台3-14-6

 

開場18:00 開演18:30

前売2500円 当日3000円(共に1ドリンク付)

 

0298477470

http://kitchen-soya.com

 

 


2016.08.01 Monday 16:00

ワンダフルワールド

 

 

ボギー家族ツアー

センキヤとソイヤのお手伝いをさせていただいた。

 

人が人と出会う、ということは

やはりとても大きいことだと再確認させてもらった。

 

写真や、映像の記録に残すことも、いいけれど

そこにいたみんなの心、ひとつひとつの中に

刻まれてこそだと思う。

 

出会うのと

出会った気になるのは、全然違う。

 

実際に出会って、こころに灯がともるのとは全然違うよ。

 

笑って

笑って

あまりにその時間が愛おしくて泣いた。

 

涙はいつもよりちょっと熱くかんじたよ。

 

 

愛がある

愛が溢れてる

それだけで世界は輝く

 

ボギーさんのうたが、心に響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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